原 点 回 帰

代表取締役 高藤昌和

もともとの地点に帰ることであり、スタート始まりのところへ戻るという意味です。

原点とはもともとの願い、果たさなければならない目的。

大切にしなければならないものです。

原点に戻って初心に帰って行動し対応することが必要です。

戦後導入された民主主義の優れた点はたくさんありますが、

その陰の部分として責任感が希薄になった点が目につきます。

その原因のひとつに「みんなで渡れば恐くない」とか住民投票の意志でとか、多数決で決まったことであるとか、知らず知らずに自分の責任であるという意識が薄らいでいるのでしょうか?

民主主義の根本である「権利」と「義務」の部分で「義務」ということを忘れて権利ばかりを主張すると責任感を失うことになります。

忘れている義務、責任感を再生させねばなりません。

今いろいろな所で原点回帰、この企業の存在価値は、今までのシステムの見直しは、はたしてこの組織は今も必要であるのか?

そういうことが問われています。

趣味の世界でも釣りの会の方が「へら鮒に始まりへら鮒に帰る」というそうですし盆栽の趣味の方が「松に始まり松に帰る」と言っていました。

事件の捜査でも行き詰まったら現場へ戻れと言うそうです。

初心に帰れともいわれます。

原点回帰、そもそもこの「いのち」はなんであったのか?惰性で続けるのではなくて「リバース」再び生まれ変わることが本質です。

めまぐるしく変わる世の中で原点回帰で反省し、私変わります。でチャレンジせねばと思います。